Bravo mes fils !2012/07/18 20:40:59

学校ネタといえば、隣市で起こった中学2年生(当時)の自殺をめぐって連日すさまじい報道がなされているようだ(……というのもウチにはテレビがないから。いつも聴いているラジオ局ではそれほど取り上げていない)。
なんでもスマホで情報キャッチするイマドキの子どもたちは、大人よりもずっと事態掌握(ガセネタもあるにせよ)するのが早く、数日前に家でこの話を出したとき娘は「そんなこと、もうみんな知ってるで」とこともなげに言った。ウチの娘は相変わらずノーケータイの絶滅危惧種であるので、もっぱら情報源はスマホ中毒の級友たちだ。亡くなった子もいじめていたとされる子もその親もみな実名はおろかあんなこともこんなことも、ネット上では言いたい放題暴露し放題で手がつけられない。

まったくたいへんな世の中だと思うと同時に、こうしていささか乱暴な方法であぶり出されなければ、この類の出来事が明るみに出て追及されることがなかったかと思うと、また悲しい。

昔から友達どうしというのはときに意地悪をしたもんだ。すぐに泣く子はよけいにいじめたくなる、可愛い子、好きな子に覚えてほしくていじめてしまう。殿方にはそんな思い出の一つや二つ、あるに違いない。力を誇示するだけのいじめっ子もいたけれど、家に帰れば母ちゃんに叱られる無邪気なガキ大将に過ぎなかった。弱い者をいじめる奴には必ずどこからか天誅のようなものが下ったものだ。
いつから学校も社会も自浄作用を失ったのだろう。
そして、いったいいつから「いじめる」という動詞が使われなくなり「イジメ」と名詞化し、「イジメを受けた」などという言い回しに変わったのだろう。





さて、娘の高校の野球部が奇跡の2回戦突破(笑)。
こりゃあ、まったくすごい! あっぱれじゃ息子たちよ!
なんつうても、娘のクラスは42人中17人が野球部員(笑)。みんなジャガイモ頭で野球しかとりえのない(あら失礼)可愛い高校球児なのだ。しかしいかんせん野球というものは、チームプレイだけれども、個々の資質・能力が試合にはかなりモノをいうスポーツなので、それしかとりえがないといっても一流でもないから(再び失礼)、加えて選手層も薄い普通の公立校だし、トーナメントを何試合も勝ち抜くのは至難の業なのだ。
2回も勝つなんて。
つまり3回戦進出やん。
それって、私たちが在籍中に一度あって(このときも大騒ぎして)以来じゃないかいな?
すご。ブラヴォー!!!
というわけで、いうまでもないが娘も級友たちも狂喜乱舞している。
狂喜乱舞といえば、陸上部からインハイ出場者が出たので、すでに数日前に陸上部マネージャーとして狂喜乱舞した娘である。
熱く楽しい高2の夏になりそうじゃの。

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