Excusez-moi, c'est aujourd'hui!2011/11/11 06:20:54

おととい届いていたチェチェンニュースから。
「人間の鎖」アクション、今日です。
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チェチェンニュース #375
脱原発! 経産省キャンドル包囲「人間の鎖」アクション ほか
2011年11月9日 水曜日 午後10:04
From: チェチェンニュース編集室


チェチェンニュース #375

11月11日に、原発を廃止するために、経産省を包囲する「人間の鎖」アクションがあります。今、霞ヶ関の経産省の前には原発に反対する人々のテントがあり、60日も座り込みが続いているのですが、毎日のように、警察と、一部の右派勢力が結託した嫌がらせに遭っています。( http://tinyurl.com/7zxzq3o )
警察としては、どうしても11日の「人間の鎖」の前に、テントを排除したい。でないと、テントと人間の鎖に参加した人々が、互いに励ましあい、お互いを強めてしまうからでしょう。そのために、右翼と組んでまで攻撃をしています。
11日までの間に、テントに行ける人は、短時間でも訪れてみてください。わたしも11日は、何をおいても人間の鎖に参加するつもりでいます。くわしいことは、こちらをご覧ください。 http://2011shinsai.info/node/947
権力と人々のせめぎあいは、遠いロシアの出来事だけではありません。
ぜひご参加ください。(大富)

● 11/11
「たそがれの経産省 キャンドル包囲「人間の鎖」アクション」(霞ヶ関, 経産省前)
http://2011shinsai.info/node/947

● 11/12
「もっと知りたい台湾 現地在住作家の語る台湾事情」(市ヶ谷, 法政大学)
http://www.hoseichiri.com/2011/2011reikai.pdf

● 11/12
「大逆事件研究の第一人者・山泉進氏による特別講演会 
大逆事件100 年後の世界 真実は明らかになったのか」(吉祥寺,武蔵野公会堂)
http://d.hatena.ne.jp/chechen/20111101/1320205443

● 11/19
「3.11 今こそMinamata Now!」(池上,池上實相寺)
http://www.cocopb.com/MinamataNow/

● 11/19
「フェアトレードという連帯の形─互いのエンパワーメント」(トーク:早尾貴紀/皆川万葉)(淡路町,PARC)
http://d.hatena.ne.jp/al-ghad/#1320462914

● 11/25
アジア記者クラブ:設立19周年記念定例会
「若いジャーナリストと次世代にいま伝えたいこと」
大田昌秀さん(元沖縄県知事)(お茶の水,明治大学)
http://apc.cup.com/

● 12/9
「李政美コンサートin大田Vol.4 -ありがとういのち-」(下丸子,大田区民プラザ)
http://leejeongmi.com/2011leejeongmi_c.jpg

● 12/17
「「終焉に向かう原子力」第13回 福島第一原発はどうなっているのか 放射能汚染はどこまで拡大するのか すべての原発を即時停止させよう」(後楽園,春日, 文京区民センター)
http://d.hatena.ne.jp/chechen/20111027/1319689427


パレスチナを中心にイベントをお知らせするアル・ガドもおすすめします。
http://d.hatena.ne.jp/al-ghad/


以上です。

Politkovskaïa : le tueur présumé arrêté, pas le commanditaire2011/06/03 21:24:30

アンナを暗殺した犯人が捕まったとの報がRue89に掲載された。

(リンク、効いてないけど)
http://www.rue89.com/retro-ina/2011/05/31/politkovskaia-assassin-presume-arrete-pas-le-commanditaire-207146

ここに貼られていたいくつかの映像を、こっそりもらってきた。
暗殺を伝えるニュース。↓



こちらは在りし日のアンナ。
フランスの討論番組に招聘され、モスクワにおける劇場占拠事件ならびに、チェチェンについて熱く語った。


って、せっかく貼ったけど、ここでは再生できないのね(苦笑)。オリジナルサイトへという表示が出るので、ご興味のある向きは飛んでください。

アンナ・ポリトコフスカヤ。ジャーナリスト。
2006年10月7日、自宅のあるアパルトマンのエレベータ内で何者かに銃殺。享年48。
以上、覚書。

Donc..., il faut changer les idées, c'est sûr.2011/01/29 00:31:14

選択出版『選択』Vol.37 No.1(2011年1月号)
18ページ〜【WORLD●情報カプセル】より
19ページ「次期冬季五輪開催地のソチが既にマフィアの巣窟に」

(以下記事全文を引用)
 二〇一四年の冬季五輪開催地、ロシア南部のソチが、全土から集まったマフィアに乗っ取られつつあると地元当局がプーチン首相に泣き付いている。既に抗争も起きており、一〇年十一月の一カ月間だけで確認された死者は十人を超えた。
 ただ、中央政府の警戒はマフィアよりもテロに向けられている。グルジアや、チェチェンが、五輪を標的にしたテロを仕掛ける事態をモスクワは恐れている。マフィアのような「チンピラのケンカ」は地元が自力で潰せという態度だ。
 結果としてマフィア対策は万全ではなく、五輪に注がれる大事業費の利権に群がっている。一八年のサッカー・ワールドカップ(W杯)もロシア開催が決まり、しばらくマフィアが潤いそうだ。
(以上引用終わり)

「お母さん、マフィアって何」
「うーん……やくざみたいな感じかな。違うかな」
「やくざって、吉本によう出てくるやつ?」
「吉本に出てくるのはチンピラレベルやけど」
「でもここにはマフィアのようなチンピラ、って書いてある」
「プーチンから見たら何でもチンピラやろなあ……」
「なんでやくざとかチンピラとかがソチに来んの?」
「お金が動くしちゃうかなあ。ほら、お金貸すとか、もうけを横取りするとか、業者そそのかして要らんもん売りつけるとか」
「ほんで、金返せーって言いにきゃはんの?」
「そうそう、市松模様のスーツ着て」
「ローテーショントーク、とかゆって?」
「しゃあないなあ、これで最後やで、ミュージカルトーク!、とかゆーねん」
「ウチ、ソチオリンピック、観に行くわ」
「オリンピック始まる頃にはやくざはもういいひんで」
「もしいても、競技場には来いひんし」
「来たりして。ロシアのマフィアが市松模様と赤と青のスーツトリオで出てきてローテーショントークとかしてくれたらちょっとぐらいロシア好きになるわ」
「ウチ、《お邪魔しますか?》でも好きになるかも」

……というような母娘のばかばかしい非生産的な会話を紹介するためにこの短信を引いたのではない。私は『選択』が大好きなのでずっと定期購読しているのだが、ロシア関係の記事の扱いだけは気に入らない。プーチンは空手だか柔道だかの心得があるとかで、部分的親日家のようだし、だから日本人にもプーチン好きがいてもおかしくないから、そういう類いの人が『選択』編集部にいたとしても何ら不思議ではない……とどうでもいいことを勘ぐりたくなるほど、本誌は「親露的」である。この短信のようにその社会情勢を揶揄することはあっても、チェチェン=テロリストであり、ロシアはチェチェンをはじめとするカフカスのテロの脅威につねにさらされている、という図式が基礎基本基盤として記事執筆および編集方針の根底にある。いや、あるように思われる。数年前にも、上記のような短信ではなくて数ページにわたる長い記事(ルポではなく論説だったと思う)のなかで、チェチェンのレジスタンスを過激な行為でいわれのない脅迫を中央政府に対して続けるイスラム原理主義者集団のような書きかたをしていた。その記事は、チェチェンの独立運動が主題ではもちろんなくて、まったく別の件でのプーチン大統領(当時)を論ずる文章だったが、プーチンを時折刺しに来る蚊のごとき目障りなものとして、「チェチェン人のテロ」に触れられていた。いくら何でもあんまりだと思ったので「アンタたちもうちょっと調べてからもの書きなさいよ」と抗議したことがある(笑)。私もアホだが、「貴重なご助言、今後の参考にいたします」なんて箸にも棒にもかからん返事をよこした編集部の担当者も相当アホであった。だけど、もう『選択』なんか読まないぞ、と決意するには、ロシア関係の記事は少なすぎて、ほかの記事は面白すぎるのであった。というわけで現在に至る。
ソチのオリンピックもロシアのマフィアもどうでもよいが、〈グルジアや、チェチェンが、五輪を標的にしたテロを仕掛ける事態をモスクワは恐れている。〉なんて一文をすーーーっと、まるで世界の常識のように、わずか1ミクロンの躊躇すら見せない筆致で書かれると、全身の力が抜けて、なけなしの気力さえもスライム化していく自分を感じるのである。

On ne parle jamais de la vérité, surtout de la Tchétchénie, en Russie.2011/01/27 00:13:37

【チェチェンニュースからの転載】←久しぶり!
Date: Wed, 26 Jan 2011
チェチェンニュース #357

■「ロシアで起きたテロ」のブラックジョーク
 本当に、ロシア政府の行動はすばやい。
 テレビでは、爆破現場の映像が、もう公開されている。爆発現場に、監視カメラが、偶然設置してあったに違いない。
 そして、もう「チェチェン共和国出身の3人の男」が、犯人の可能性が高いと、発表している( http://tinyurl.com/4ogqtqj )。
 アンナ・ポリトコフスカヤ殺害事件を、4年以上放置して、いまだに犯人の目星もつけられないロシア政府とは、到底思えないほどの、きびきびとした捜査能力に、ついため息が出る。
 モスクワアパート爆破事件の犯人も、事件から12年間、つかまる気配すらない。もっとも、彼らは連邦保安局のオフィスで、国のために精勤しているのかもしれないが(詳しくはリトビネンコの『ロシア 闇の戦争』光文社刊を参照)。

 そういうわけなので、発表ものには、注意しましょう。
 なお、読売新聞の社説は、大体、まともだと思いました。
ロシア空港テロ 憎悪の根を絶つ努力も必要だ(1月26日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110125-OYT1T01090.htm

 では次の話題を。
 昨日、1月25日の東京新聞朝刊には、モスクワ・ドモジェドボ空港での爆破事件に関連して、「ロシアで起きた主なテロ」という表が掲載されていた(写真参照)。この手の事件があると、同様の年表がいろいろな新聞に載る。
http://d.hatena.ne.jp/chechen/20110125
 この年表は、『チェチェン人がどれだけロシア人を殺してきたか』を説明する資料であり、その逆ではない。
 こういった表での犠牲者数を合計しても、今まで、チェチェンによる「テロ」で死んできたロシア市民は1,000人を越えない。しかし、ロシア軍による対チェチェン軍事侵攻で殺されてきたチェチェン人の数は、 20万人以上にのぼる。1人のロシア人が死ぬ間に、チェチェン人が200人死んできたという事実は、こういう表からは、どうしても読み取れない。
 犠牲者の数が1,000人と20万人だから、ロシアの方が悪いなどと言いたいわけではない。一つ一つの事件が、どのような文脈の中にあるのか、正確な理解ができなくなってしまう恐ろしさを、どうか知ってほしい。
 このように、テロの脅威を、現地政府・治安当局の視点に立って宣伝する姿勢は、ロシアにおける日本の新聞社、通信社の支局だけの問題ではなく、日本国内でも、記者クラブ制度を通じて、政府と一体化した報道しかできない、あるいはしようとしないマスメディアの姿を浮き彫りにしている。
 たとえば、「モスクワ劇場占拠事件」での犠牲者129人が、ほとんど全員、ロシア治安機関が使った毒ガスで殺されたことを、なぜ事実どおり書かないのだろう。この年表が、それをどのように隠蔽しているか、よく見てほしい。「特殊部隊が人質を解放したが、129人死亡」・・・。ブラックジョークだろうか。
 「ベスラン学校占拠事件」の犠牲者330人も、ロシア政府の交渉の拒否と、きわめて強引な地上部隊の突入によって死亡したことを、まるでチェチェン人の責任であるかのように書くのも、犯罪的ではないだろうか。
 他の西側メディアはどうだろう。下は、イギリスのテレグラフの年表だ。逐一翻訳する時間がないので、日本の報道と、際立って違う部分だけを訳してみよう。
 せめてこの程度の基礎的な事実を年表に加えれば、ロシアとチェチェンの間に横たわる問題への見方は大きく違うはずだと、以前からチェチェンニュースで伝えているつもりだが、何度見ても「日本式=ロシア式テロ年表」がなくならない。記者の方々には、このことをよく考えてほしい。
(大富亮/チェチェンニュース)

英紙テレグラフより「モスクワ空港爆破事件:ロシアにおける攻撃の記録」
Moscow airport attack: timeline of attacks in Russia

A suspected suicide bomb attack kills at least 31 people at Moscow's Domodedovo airport. The following is a timeline of big attacks on Russian soil over recent years:
1994-1996 - Tens of thousands of people are killed in the first Chechen war.

1994-1996 - 第一次チェチェン戦争で、数万人の人々(ほとんどがチェチェン市民。訳注)が殺された。

June 1995 - Chechen rebels seize hundreds of hostages in a hospital in the southern Russian town of Budennovsk. More than 100 people are killed during the rebel assault and a botched Russian commando raid.
Sept 1999 - Bombs destroy apartment blocks in Moscow, Buynaksk and Volgodonsk. More than 200 people are killed. Moscow blames Chechens who in turn blame Russian secret services.

1999年9月 モスクワ、ブイナフスク、ヴォルゴドンスクで集合住宅が爆破され、200人以上が死亡する。ロシア政府はチェチェン人を犯人だと非難したが、逆にロシア治安機関が犯人だと反論を受けた。

Aug-Sept 1999 - Hundreds of Russian soldiers killed battling Chechen militants in the mountains of Dagestan. The second Chechen war begins and Russia bombs Chechnya. Tens of thousands are killed in the war. Russia re-establishes direct rule in 2000.

1999年夏 第二次チェチェン戦争が開始され、ロシア軍はチェチェンを爆撃。数万人が殺害される。翌年、ロシア政府はチェチェンに直轄統治を導入。

Oct 23-26, 2002 - 129 hostages and 41 Chechen guerrillas are killed when Russian troops storm a Moscow theatre where rebels had taken 700 people captive three days earlier. Most of the hostages are killed by gas used to knock out the Chechens.

2002年10月、モスクワ劇場占拠事件で、129人の観客と、41人のチェチェンゲリラが殺される。殺害された観客のほとんどは、ロシア治安当局が劇場に注入した毒ガスで死んだ。
以下略(続きは http://tinyurl.com/4zrwrqa
*********************************************************************
以上転載でした。

チェチェンニュースからのお知らせ再掲&追記2010/04/02 11:00:43

今夜のイベントです。お近くの方、行きなさい(命令形。笑)
よろしくお願いします。
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Sun, 21 Mar 2010
チェチェンニュース #331(転送・転載歓迎)
====================
■『アンナへの手紙』上映会 in 練馬
 チェチェンとロシアを巡り、静かな感動を呼ぶ映画、『アンナへの手紙』が、練馬区で再び上映されます。チェチェン音楽や、写真のパネル展示なども予定されており、練馬に「小さなチェチェン」が現れるとのことです。ぜひとも、足をお運びください。

日時 2010年4月2日(金)19:00~21:30(くらい?) 開場18:30
会場 大泉学園ゆめりあホール
http://www.neribun.or.jp/oizumi/

参加費 一般1,000円 高校生以下500円
主催  市民の声ねりま
(チケット申し込み、お問い合わせは)
練馬区東大泉5-6-9 池尻成二事務所 03-5933-0108
siminnokoe[at]nifty.com

ドキュメンタリー映画「アンナへの手紙」
2008年 スイス ドキュメンタリー 83分
監督:エリック・バークラウト
作品提供: Refugee Film Festival (難民映画祭)
日本語字幕:日本映像翻訳アカデミー

プーチン大統領が54歳の誕生日を迎えた2006年10月7日、ロシア政府をもっとも厳しく批判し続けたジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤは、モスクワにある自宅のエレベーター内で暗殺された。娘に子どもが生まれることを喜んでいた矢先の悲劇だった。
彼女は、一党独裁に近づくロシアの各地を歩き、格差の広がる地方の人々の声を拾い集めた。そして、世界から見捨てられた、チェチェン共和国への軍事侵攻の実態を暴き、弱者に常に寄り添ってきた。
一人の女性の人生を辿りながら、ロシアの闇に切り込むドキュメンタリー。彼女の死から3年。決して忘れられてはならない人が、ここにいる。

上映後、トークイベント開催!
鼎談
寺中 誠(アムネスティ・インターナショナル日本事務局長)
林 克明(ジャーナリスト)
大富 亮(チェチェンニュース)

●アンナ・ポリトコフスカヤとは
ロシアのジャーナリスト。1958年生まれ。1980年、国立モスクワ大学ジャーナリズム学科卒業。モスクワの新聞「ノーヴァヤガゼータ」紙評論員。1999年夏以来、チェチェンに通い、戦地に暮らす市民の声を伝えてきた。「ロシアの失われた良心」と評され、その活動に対して国際的な賞が数多く贈られている。2004年、北オセチアの学校占拠事件の際、現地に向かう機上で何者かに毒を盛られ、意識不明の重態に陥った。回復後、取材・執筆活動を再開する。
2006年10月7日、モスクワ市内の自宅アパートで凶弾に倒れた。著書に『チェチェンやめられない戦争』(NHK出版)など。

●チェチェン戦争とは
ロシア南部に位置するチェチェンは、19世紀にロシアが併合した地域で、先住民族のチェチェン人が人口のほとんどを占めている。1991年のソ連邦崩壊の際、チェチェンは独立を宣言したが、1994年、ロシア政府は武力侵攻を開始した。この戦争によって、人口100万人のうち、すでに20万人の民間人が犠牲になったと言われている。

●ロシア社会の状況
1991年にソ連邦が崩壊し、共産党による一党独裁の時代が終わり、ロシア社会は民主化に進むかに見えた。しかし、1994年の第一次チェチェン戦争を経て、軍や連邦保安局(FSB=新KGB)をはじめとする武力省庁が権力を拡大。その象徴が、1999年のプーチン大統領(FSB元長官)の就任と、第二次チェチェン戦争の泥沼だった。


以下は昨日届いたニュースからの抜粋です。
************************
Thu, 1 Apr 2010
チェチェンニュース #334

■モスクワ連続爆破事件に犯行声明
29日にモスクワで起こった連続爆破事件について、コーカサス首長国のドッカ・ウマーロフから犯行声明が出た。日本のメディアも国際面で報じている。

チェチェン独立派犯行声明 モスクワ連続爆破 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010040102000194.html
モスクワ地下鉄テロ「プーチン氏に報復」 武装勢力声明 朝日新聞
http://www.asahi.com/international/update/0401/TKY201004010143.html
モスクワ地下鉄爆破テロ:イスラム系武装組織が犯行声明 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/today/news/m20100401k0000e030021000c.html
などなど。

マスメディアの情報には、重要なディティルが抜けていたので、カフカスセンターの元記事を読んでみた。
 http://d.hatena.ne.jp/chechen/20100401/1270111904
『声明の中でドッカ・アブ・ウスマンは、地下鉄への攻撃が、2月11日に、イングーシのアルシュティ村で、貧しい住民たちが野生のガーリックを摘んでいた際に、ロシア侵略者が虐殺行為を行ったことに対する復讐であり、懲罰だと明らかにした』

こういう事件だった。
http://d.hatena.ne.jp/chechen/20100221/1266766192

ロシア特殊部隊が14人の市民を殺害した。ヘリによる空襲で、武装勢力20人だけでなく、ギョウジャニンニクを摘みに山に入った一般市民が殺害された。

今回の声明で、あのとき犠牲になった人々の「報復」なのだという主張はわかった。各紙がそれを見出しにしている。
しかし、やはり振り返りたいのは、チェチェンでどれだけひどい人権侵害が起こっていても無視するのに、モスクワで爆破事件が起こると一大キャンペーンが始まることだ。マスメディアというものが抱える、なにか構造的な欠陥があるのだろう。

チェチェンに対する戦争が低調になると、今度はダゲスタンやイングーシに拡大してきた。一見これは「テロリストがチェチェンから出てきた」ように見えるが、それは違う。
チェチェンでの弾圧の激しさもさることながら、コーカサスの他の地域でも大規模な人権侵害や虐殺が(今回のニンニク摘みの件のように)あるから、やはりそこでも抵抗の武装蜂起が起こっているのだ。「北コーカサスにテロリズムが広がっている」という最近の言い回しには、注意が必要だ。
復讐という言葉が出てくると、かならず訳知り顔に「復讐の連鎖を断て」とか、「テロに屈してはならない」と言い出す人がいる。はっきり言って、それは間違いだ。
独立を宣言したチェチェンに対する徹底した弾圧がなければ、こうまでこじれることはなかった。暴力は円環状に続いているのではなく、始点がある。それは、1991年に、ロシア内務省軍がチェチェンに進駐したときに始まっている。最初の間違いに誰かが責任をとらなければ、抵抗も、人々の憎しみも終わらないだろう。
一方で、ロシア側が、どんな謀略を使って「テロ」をおこさせるかということも、考えてみなくてはいけない。モスクワ劇場占拠事件を挑発したのは、ロシア側が送り込んだスパイだった。

2004年に、ベスラン学校占拠人質事件の裏面についてのエレーナ・ミラシナ記者の記事が翻訳された。ぜひ読んでほしい。(大富亮)
http://d.hatena.ne.jp/chechen/20100401/1270107514

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チェチェンニュースからの連絡メール2010/03/28 16:38:15

入管の仕事って、一般的な是非や国際常識に照らしてどうかはさておいて、日本の入管の仕事って、とりあえず「よくわかんないガイジンは入れない」に尽きるのだろう。そういう意味で今回の二人のチェチェン難民の場合も彼らは「正しく」仕事をしたのだ。元いた場所でどれほどの迫害や虐待を受けてきたかなんて、そんな個別の事情をいちいち配慮していたら、いつ「個人情報保護」の観点からお咎めを受けるかもわからないもん。……いや、想像だが、本気でそんな認識レベルでお役目に就いておられるのではないかと思うほど、入管ってよく「信じられない」ことをしてくれる。もっとさ、昨今増えてきた変なガイジンとか悪いガイジンを入ってこないようにしてくれないとね。

署名を送ったら、ニュース発信元からメールが来たので転載します。

****************
件名: Re: ●声明への賛同
日時: 2010年3月25日 14:46:36:JST

チェチェン難民のための署名にご賛同をいただき、ありがとうございます。
公開可能な署名は、こちらに列記しています。
http://d.hatena.ne.jp/chechen/20100326

現在50通を越えたところです。昨日、法務省あてに送付しましたが、もう少し増えてきたら、再び送るつもりです。ぜひ、お知り合いの方に、賛同を勧めてください。今後の状況は「チェチェンニュース」にてお知らせしていきます。
ところで、この場をお借りして、4月のチェチェン関連イベントについてお知らせします。

● 4/2 大泉学園:『アンナへの手紙』上映会
http://d.hatena.ne.jp/chechen/20100318/1268923017
2010年4月2日(金)19:00〜21:30(くらい?)開場18:30
大泉学園ゆめりあホール
一般1,000円 高校生以下500円
大富亮(チェチェンニュース)・寺中誠(アムネスティ日本)のトークもあります。

● 4/17 御茶ノ水:チェチェンの現状そして暗殺と隣り合わせのロシアのメディア ノーバヤ・ガゼータ紙記者が語るチェチェンとロシアの人権危機
http://d.hatena.ne.jp/chechen/20100324/1269405712
2010年4月17日(土)13時〜16時 (開場12時半)
明治大学駿河台キャンパスリバティタワー3階 1032教室
1,000円 (学生以下無料)

お近くの方は、ぜひご参加ください。
今後とも、よろしくお願いします。
大富亮 チェチェン連絡会議
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チェチェンニュースからの転載 もう1件2010/03/25 10:55:34

4日前に配信された分です。ズレててすみません。
お近くにお住まいの方、ぜひお運びくださいませ。
来週金曜日のイベントです。
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Sun, 21 Mar 2010
チェチェンニュース #331(転送・転載歓迎)
====================
■『アンナへの手紙』上映会 in 練馬
 チェチェンとロシアを巡り、静かな感動を呼ぶ映画、『アンナへの手紙』が、練馬区で再び上映されます。チェチェン音楽や、写真のパネル展示なども予定されており、練馬に「小さなチェチェン」が現れるとのことです。ぜひとも、足をお運びください。

日時 2010年4月2日(金)19:00~21:30(くらい?) 開場18:30
会場 大泉学園ゆめりあホール
http://www.neribun.or.jp/oizumi/

参加費 一般1,000円 高校生以下500円
主催  市民の声ねりま
(チケット申し込み、お問い合わせは)
練馬区東大泉5-6-9 池尻成二事務所 03-5933-0108
siminnokoe[at]nifty.com

ドキュメンタリー映画「アンナへの手紙」
2008年 スイス ドキュメンタリー 83分
監督:エリック・バークラウト
作品提供: Refugee Film Festival (難民映画祭)
日本語字幕:日本映像翻訳アカデミー

プーチン大統領が54歳の誕生日を迎えた2006年10月7日、ロシア政府をもっとも厳しく批判し続けたジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤは、モスクワにある自宅のエレベーター内で暗殺された。娘に子どもが生まれることを喜んでいた矢先の悲劇だった。
彼女は、一党独裁に近づくロシアの各地を歩き、格差の広がる地方の人々の声を拾い集めた。そして、世界から見捨てられた、チェチェン共和国への軍事侵攻の実態を暴き、弱者に常に寄り添ってきた。
一人の女性の人生を辿りながら、ロシアの闇に切り込むドキュメンタリー。彼女の死から3年。決して忘れられてはならない人が、ここにいる。

上映後、トークイベント開催!
対談
 寺中 誠(アムネスティインターナショナル日本事務局長)
 大富 亮(チェチェンニュース)

●アンナ・ポリトコフスカヤとは
ロシアのジャーナリスト。1958年生まれ。1980年、国立モスクワ大学ジャーナリズム学科卒業。モスクワの新聞「ノーヴァヤガゼータ」紙評論員。1999年夏以来、チェチェンに通い、戦地に暮らす市民の声を伝えてきた。「ロシアの失われた良心」と評され、その活動に対して国際的な賞が数多く贈られている。2004年、北オセチアの学校占拠事件の際、現地に向かう機上で何者かに毒を盛られ、意識不明の重態に陥った。回復後、取材・執筆活動を再開する。
2006年10月7日、モスクワ市内の自宅アパートで凶弾に倒れた。著書に『チェチェンやめられない戦争』(NHK出版)など。

●チェチェン戦争とは
ロシア南部に位置するチェチェンは、19世紀にロシアが併合した地域で、先住民族のチェチェン人が人口のほとんどを占めている。1991年のソ連邦崩壊の際、チェチェンは独立を宣言したが、1994年、ロシア政府は武力侵攻を開始した。この戦争によって、人口100万人のうち、すでに20万人の民間人が犠牲になったと言われている。

●ロシア社会の状況
1991年にソ連邦が崩壊し、共産党による一党独裁の時代が終わり、ロシア社会は民主化に進むかに見えた。しかし、1994年の第一次チェチェン戦争を経て、軍や連邦保安局(FSB=新KGB)をはじめとする武力省庁が権力を拡大。その象徴が、1999年のプーチン大統領(FSB元長官)の就任と、第二次チェチェン戦争の泥沼だった。

現在、チェチェンでは親ロシア派のカディロフ大統領による傀儡政権が、民間人を誘拐・違法処刑するなど、チェチェン人同士が争い合うように仕向けられ、平和への見通しは立っていない。

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