O ma fille... ― 2012/07/04 19:00:09
もうひとりのわがままおてんば娘、りーちゃんである。







りーが膝に乗ってくるとき、りーが何かをねだって擦り寄るとき、りーが何かを訴えてにゃあすか啼くとき、りーの寝顔を見てるとき。私は間違いなく、実の娘をはじめとする多くの愛する者たちの存在を、たとえ一瞬にせよ完璧に忘れている。
世の中には、極端な愛犬家、愛猫家、動物愛護主義者がいる。何事も極端に振れるのは大変よろしくない、ともう一度鯨の刺身を食べたい私は切に思うのだが、こうしてウチの大事なりーちゃんを見るとき、そういう極端に振れちゃう人々の気持ちが少しだけわかる、というか、自分も一瞬「そっち」へ行く。行って我に返って、心中で苦笑する。紙一重さ、なんでも。
あーほんまに、かえらしわあ。(ああ、本当に、可愛らしい)