歓喜 ― 2010/04/21 12:13:25
念願の仏和大辞典が入ったエクスワードを……買ったぞーーー!!!
6~7年愛用してきた旧エクスワード(なんと、蓋と本体のつなぎ目がバキッと折れた!)に比べると飛躍的に収録語数が増えたっ
これでもう怖いものナシであるっ えっへん。
なんだって訳してやるさっ
難解小説も変態エッセイもどんと来いぃぃぃーーー!!!
私「見て見て、ニュー電子辞書」
娘「えっとうとう買ったん? わわわ見せてー あ、サイトーのと一緒」
私「なにっ サイトー?」
娘「あれ、違うかな。ハッシーのに似てるかな」
私「ハッシー?」
娘「みんなこれとそっくりなん、持ってるよ」
私「中学生の分際でこんな贅沢な電子辞書、学校に持って来てんの?」
娘「すごいねんで、落書きモードとかあるねん。タッチペンどこ? あ、あった。あれ、これは落書きモードないの? それに音楽も聴けるし、さなぎ、いつもクラシック聴かせてもろてるねん。音楽選ぶとこどこ? ないなあ」
私「あのー。すみません。みんなが持ってきてるのはディーエスとやらでは、ないのでしょうか」
娘「DSはゲームやし、禁止やで。でもこれは辞書やん」
私「こんな多機能な電子機器を辞書のひと言で許可してよいのだろうか(独り言モード)」
娘「むかつくーーーこの辞書、ウチの手書き文字認識しいひんーーーよし、ほかの字書いてみよ。あれーアカン(独り遊びモード)」
私が購入したのは仏和辞書機能メイン(仏関係6種類)であるが、もちろん広辞苑をはじめとする国語辞典関係は9種類(NHK日本語発音アクセント辞典などという不必要なもんまで入っている)、英和・和英・英英(5種類プラス英会話9種類。要らんっちゅうに)もふつうに搭載されている。そればかりか旅行会話集として12か国語(要らんってば)、世界の料理・メニュー辞典(参考になりそうだがここに搭載されている必要があるのか)、ブリタニカ国際大百科事典(参考になりそう以下同文)、ビジュアル大世界史(参考に以下同文)、百科事典マイぺディア(参以下同文……つーか、どれかひとつでいいんじゃないの?)、世界の名演説集(バラク・オバマも!)エトセトラエトセトラ。主なものはすべて音声つきなので、トラベル会話集はすべてネイティヴの発音が聴けるし、オバマちゃんの演説もご本人の声で聴ける。
おそらく、エクスワードの種類は非常にたくさんあったので、ビジネスマン用、大学生用、中高生用と、ユーザーの目的別に中身もビジュアルも音声も異なっているのだろう。教科別の参考書や問題集なども搭載されていたり。そういう若年のニーズに答えるために音楽を聴けたり、写真の取り込みができたりという機能が必要なのだ。
(というようなことを考えると、昨年、税の作文でさなぎがご褒美にもらった電子辞書なんかもはや前世紀モデルに近いぞ。奴はぜんぜん使っていないが、学校の友達がこんなカラフルなビジュアル機器を持っていたら、使う気は失せるだろうなあ)
私は「仏和大辞典」さえあればよい。紙の「仏和大辞典」はものすごく大きくて分厚くて机上で場所をとるし引くのが億劫だから、電子版がほしかっただけだ。ふつうの大きさの紙の辞書を引くのはいっこうに苦にならない。古今東西の文学作品(なんと400編入っている。要らんっちゅうに)とか演説とか冠婚葬祭マナーとか、そんな、必要があれば手頃な本一冊買えばすむようなもんは要らないから、もっとシンプル廉価版があればいいのになあ。
とか何とか言いつつも、新しいもんを手にするとウキウキと嬉しいものである。えへへ、えへへ、えへへ♪
コメント
_ 儚い預言者 ― 2010/04/22 12:20:46
_ 儚い預言者 ― 2010/04/22 12:38:01
それはヴァイオリンソナタです。グリーグ作曲 ヴァイオリンソナタ第三番 ハ短調 作品番号45番です。ぜひ聴いてみてください。ヴァイオリン奏者は女性がお勧めです。男では硬直にどうしても弾いてしますので、柔らかでかつ芯の強いあなたのような人がいいです。
_ midi ― 2010/04/22 18:10:57
中学生の時にヴァイオリンを愛聴されていたのですね。かっくいー♪
>グリーグ作曲 ヴァイオリンソナタ第三番 ハ短調 作品番号45番です。
娘に教えときます。学校で習うかもしれませんね。奴は単純なので、学校で習った曲は好きになります。
夢のまにまに、世界が花を咲かせた。一続きの宇宙の淡い響きが、やがて遍満へと限りを崩し、麗しい芳香を放つ。
忘れられたように、しかし孤立をも怖れずネジバナが、美しい螺旋の花に夢を開いた。ハナミズキの宇宙を模した個々の花びらの後を追って、独りきりでなお、地の愛の温もりを天に示すのだ。
日々、倒錯しながらも儚い努力をする私にも、同じようにネジバナは受容してくれる。とても私は光でもないが、美しい夢を投げかけてくれる。それは一続きである宇宙の愛であるに違いない。
認識とは窓であるとともに、ベールでもある。妨げられない無限に、人は戦きながらも、私と非私が、宇宙のダンスに巻き込まれているのを知るのだ。それが帰郷して、懐かしさを感じることかもしれない。
新しい夢が始る。それは永遠の始まりであり、永遠からの夢であり、無限の愛の響きである。