こんなにいろいろ飲んでいては効き目が喧嘩して両成敗でけっきょく効かなくなるんじゃないかという気がしないでもない、という話 ― 2009/03/12 18:22:52
頭痛がひどいのに耐え切れず定期的に神経内科を受診して(いたのだが、医師の都合で予約をキャンセルされた12月以来、忙しすぎて新規予約をとれなくてサボっているんだけどね)、医師から熱心に勧められたのがフィーバーフューというハーブティー。予防になるから常飲しなさいって。
でも、ハーブティーのお店って……と頭の中でいつもの行動範囲をマップにしてたどっていると、「グランマル百貨店の4階にありますよ」と先生。
その神経内科クリニックとグランマル百貨店はとても近かったので、その日の診察のあと訪ねてみた。
フィーバーフュー、あったけど、げっ高い!
フィーバーフューだけじゃなくて、カモミールだろうがレモンバームだろうがローズマリーだろうが高い高い。
ハーブティーなるものが世に出だした頃から、私はけっこう好きで好んで買って飲んでいたんだけど、とはいえそんな趣味からしばらくご無沙汰だったけど、ハーブってこんなに高いもんだったかい?
ローズマリーやミントはウチで植えてるし、わざわざ買おうと思わないけどフィーバーフューなんつう聞いたこともないような葉っぱはやはりここで買うしかないなあと、ほんのちょっぴり(50g)購入。
2月になって、そのショップからDMが来た。
「花粉症に泣かない!」ブレンドティーだって。
高いとわかっていたけど私はまたふらふらとそのショップへ出かけ、今度は話し上手なきれいな販売員の口車に乗り、100gも買ってしまった。
花粉に効く葉っぱは、ネトルとかエダーフラワーとかいう、これもまた聞いたことのない名前であった。それらとおなじみの口当たりのいい葉っぱやフルーツピールなどを混ぜてある。
美味しいです。
かくて、私は起きぬけにその「花粉に泣かない」ハーブティーを飲み、朝食時にはマイブレンドのりんご酢ドリンクを飲み、食後は耳鼻科で処方された錠剤を飲み、会社にはルイボスティーを1リットル水筒持参で持っていき、帰宅したら夕食時に紫蘇漬けニンニクを食べ、またハーブを飲み、就寝前にはちみつかりん酒を飲む。
以上の合間にコーヒーも緑茶もはさまれる。
必要な成分が必要なところにちゃんと吸収されているのか、はなはだ、心許ないのである。
コメント
_ 儚い預言者 ― 2009/03/12 22:47:43
_ midi ― 2009/03/13 10:19:42
焦点をずらせば、相手は気づかず通り過ぎてゆく、というのは目から鱗です。なるほど、まともに組み合ったって勝てないですものね。そんなことは百も承知のはずなのに、これほど悩まされるとつい花粉相手に勝負しようとしたくなる(笑)。
けっきょく、いろいろ飲んだり食べたりするのも気を紛らし関心を別なほうへ向けるための方法。そういえば、けさのハーブティーはとりわけオレンジピールの香気が立って、美味でございました。
勿論、肉体的に利くと思うのは、どうしても欠かせないにしても、鼻水がたれようが、お岩になろうが、ある程度の気遣いを見せながらも、相手にしないというか、問題でないとしっかり気持ちと考えを別のところに、あなたの愛することに集中する。
最初はしんどくとも、気の利かせ方をちょっと気づけば、あーなんと爽快なこと。目がしゃっきり、鼻はすっきり、喉はいい声。
あなたのあの声が聞きたい。違いますよ、違います。あなたの鼻歌ですよ。
本当は夢なのです。でも私の愛は真実です。