朝から晩までジャイケルマクソン(笑)その3 ― 2009/07/11 03:23:28
観ましたよ、NHKの深夜のテレビ。マイケル特集。
でも、最初の15分間、見逃しちゃった。テレビつけたらスリラーだった。ちきしょーきっとビリージーン済んじゃったぞ(号泣)
金曜の晩はくたくたなので、いつにもまして寝るのが早くなる。
この春、娘はスマイルというマツジュンとガッキーと中井貴一のドラマを必死で観たが(私もおつきあいして何回か観た。笑)放映の終了時刻の夜11時まで瞼がもつわけない。ので、いつも録画予約したものだ。したがって今夜も、
「お母さん、ビデオ予約すれば?」
「……やめとく」
「ぜったい朝まで寝てしまうよ」
ま、その危険性はかなり高かったんだけど、それより、録画しちゃうとそれを保管したくなるではないか。ウチの録画機器はまだVHS用だし、もはやビデオカセットテープで映像を保管する気はさらさらないので、娘の観たいドラマ録画用のカセット一本のみを重ね録りしまくりで使い回しているのである。当然画質はサイテーだけど、娘はそういうことにはまったく無頓着である。
でも、私は無頓着ではない。今ウチにはそのすり切れそうなカセットしかないのでそんなのでマイケルを保管したくないのである(笑)。それにそれをマイケルに使っちゃうとまた買ってこないといけないのはメンドっちい。
そんなわけで、寝てしまう危険性もあったけど、いつものとおり娘に読み聞かせをする。娘は5分もせずに寝入るのでそのあと自分は起きればいいんだけど、実はそれができない。読んでるうちに自分も眠くなる。本は偉大だ(笑)。しおりを挟んでパタンと閉じるやいなやごーごー爆睡してしまうのが常である。
で、今夜もごーごー寝てしまって。
足にふわっとした柔らかいものを感じたのでなんだあ?と思って起きてみたら愛猫が私の布団で寝ていた。
というのは毎晩のことである。
「あ、ごめん、また蹴った?」
とつぶやいてまた寝るんだけど、今夜はなんか心に引っかかるものがあって3秒ほど体を起こしたまま考えた。あ、マイケル。
AM1:26。あいたた。
でもまあなんとか起きたので、いまこうして更新しているのでありました(笑)
そのマイケルの番組が終わったあとの、カーペンターズの特集まで観ちゃったよ。マイケルのあとに観るとなんと穏やかでシンプルなこと(笑)。お兄さんのリチャードが素敵な中年になっていたので目がハートになってしまった。
カーペンターズっていうのは私たちの世代が最初に知った外タレではなかろうか。彼らの音楽はテレビでも街でもいたるところで流れていた。When I was young...で始まるイエスタデイワンスモアの歌詞は英語教材にもあったぞ、中学生の頃。もちろん、当時夢中になっていたフォークギターの教本にもカーペンターズは載っていて、文化祭なんかでは必ず弾いて歌う先輩がいた。ああ、古い記憶だ。ヴォーカルのカレンさんも早世したんでした、そういえば。
話をマイケル特集に戻すけど、Say, Say, SayのPVに涙した人、いるんじゃないっすかあ? ああ、懐かしさに胸が震えました。そのあと紹介されたのは、マーティンスコセッシが監督したというBADのフルヴァージョン。初めて観た。字幕には「俺はワル、本物のワル 誰が本物のワルか決着つけよう」とかなんとか書いてあったよ、おさかさん。ま、ワルでもサイコーでもどっちでもいいんだけど、ストーリー部分と歌&ダンスのシーンがフィットしてないなあと思った。休暇を終えてまた学校に戻るところまでやってほしかったなー。
さて、これはさんざん放映されてたけど、亡くなる直前のリハーサル映像。
http://www.youtube.com/watch?v=YRQrmOc-Tts
で、こっちは↑の歌のPVのほう。敬愛する猫屋さんブログで見つけた。なかなかよいです。
http://www.dailymotion.com/video/x26tma_mickael-jackson-they-dont-care-abou_fun
それにしても、こんなに白くなったんだあ、とあらためて感心するほど、マイケルは白い。痛々しいくらいだ。こりゃ長生きできないよねと思わせてしまう皮膚の色である。悲しい。
彼の死をきっかけに、ここ数日、頭の中が1980年代初頭にワープしている。いろいろなことが思い出されて本当に懐かしい。あれから30年近く。鹿王院さんじゃないけど、私はいったい何をしていたのか(笑)
そんな思考に私を陥れるなんて、マイケル、君はなぜ、今、この時期に旅立ったのか。なぜ今、昨日とか、今日とか、おとといとか、古いアルバムの断片が風に吹かれて飛んでくるように、記憶が瞬間的な映像となって瞼の裏に立ち現れては消えることの繰り返しである。そんなことをしている場合ではないのに(笑)、である。