50年代のゲンズブールはお猿にしか見えないのですが、60年代半ば辺りからええおとこ度がアップしてきます。
とはいっても、リアルタイムでは聴けなかったわたくし。
おっちゃんになってからのLPしか持っていませんの。
音楽そのものは、おっちゃんになってからのほうが好きですね。
音楽の元は、神への賛歌という生きる喜びの表現であったと私は想像していますが、歴史を経て中世では、聖歌と宮廷音楽と民俗音楽に区別されるような、階級によってそれぞれが分断されて、独自の発展があるように思います。そして現代ではそれがどうか。マスメディア、インターネットという形態が、一見、ひとつに融合されようとしていますが、事実は明らかに違う。しかしなお知らず知らずにクロスオーバー的な事になっていることも意見以上の知見かもしれない。
シャンソンのことを一度あなたに聞きたかったのですが、愛の賛歌のライザ・ミネリいえミッシェル・ルブランいえキャサリン・ロス(あなたは知らないと思うけれど映画「愛の詩」の主人公《ええおんな》)いえエディット・ピアフの伝記映画を見ていると、大衆というものの怪物の流れを、巻き込みそして巻き込まれていくさまを描いていますが、この「ええおとこ」は逆手にして自分の行く手を自在に操っているような感じでしょうか。
支離滅裂ですが、一貫しているのはあなたへの愛です。なんちゃって。
こんばんは。ピアフの伝記映画、観ていませんが、ピアフの歌声は大好きです。たしか仏語を学び始めたころに未発表音源をまとめたCDが発売されたので、フランスにいる友達に頼んで買ってもらった記憶があります(あのCDどこいったんだろ)。
ピアフは私が生まれる前に亡くなりましたが、ピアフが亡くなった歳に、私ももうすぐなるんですね。花の命は短くて。私はドライフラワーになって長生きします(笑)。
実をいうとフランスの音楽シーンについてほとんど何も知りません。歌が好きでフランスに行こうと思ったわけではないのでね。フランスを知るほどに、歌や音楽を知るようになりますが、好きになったのはラップのNTM Supremeとか、アルジェリアライのシェブ・カデールやハレド、ネグレス・ヴェルトやラシード・タハといった移民系など、日本人が「シャンソン」として認識しているものとは乖離していましたしね。それらもいまはあまり聴かなくなってしまいました。
ゲンズブールやピアフの名は古くから日本で知られていたので聴く機会があり、好きになっただけなんです。ピアフはひばり、ゲンズブールは裕次郎かな。顔とか声とか音楽が、ではなく、業界での立ち位置という意味ですが。モンタンもええ声してましたね。『枯葉』は彼の歌声で聴くのがいちばんよかったですね。マイルスのトランペットにも痺れましたが。
シャンソンのことを一度あなたに聞きたかったのですが、愛の賛歌のライザ・ミネリいえミッシェル・ルブランいえキャサリン・ロス(あなたは知らないと思うけれど映画「愛の詩」の主人公《ええおんな》)いえエディット・ピアフの伝記映画を見ていると、大衆というものの怪物の流れを、巻き込みそして巻き込まれていくさまを描いていますが、この「ええおとこ」は逆手にして自分の行く手を自在に操っているような感じでしょうか。
支離滅裂ですが、一貫しているのはあなたへの愛です。なんちゃって。