Pour Areva, la décision de l'Allemagne de sortir du nucléaire est «très hypocrite» .... Publié le 30 mai 2011. ― 2011/06/11 00:47:29
http://www.20minutes.fr/article/733104/areva-decision-allemagne-sortir-nucleaire-tres-hypocrite
(20minutes.fr / 2011年5月30日付)
アレヴァに言わせればドイツによる脱原発の決断は「単なる偽善」
【エネルギー】
我が国を代表する原子力企業のスポークスマン、ジャック=エマニュエル・ソルニエによれば、「ドイツが2022年に向け脱原発を宣言したことは驚くに値しない。むしろ、どのような代替エネルギー案が出てくるのか非常に楽しみだ」
Q 2022年向けてドイツが脱原発宣言をしたことをどうお考えですか? そしてこのことはアレヴァにどのような影響を与えるでしょうか。
A この決定じたいはシュレーダーさんがすでに2000年に発表されてます。当時、2021年までの脱原発を宣言したんです。ですから同じようなことを聞かされてもスクープでもなければ革新でもなんでもない。そしてシュレーダーさんと同様、メルケルさんも、ドイツの電力消費の22%を占める原子力発電に取って代われる方法について何も説明しないままです。
Q ドイツは再生可能なエネルギーの開発に野心を燃やしています。彼らの回答はそのあたりから自ずとくるのでは?
A アレヴァは海上風力発電に関してはヨーロッパ第二の推進役です。ですから、再生可能エネルギーについては知り尽くしています。非常に高いポテンシャルを持ってはいますが、その発電は断続的なんですよ。しかし、送受電ネットワークは、連続的に発せられる電気を継続して運ぶことを前提に成り立っているものです。断続的な発電は想定しておらず対応できません。したがってネットワークは「ダウン」します。なるほどドイツは再生可能エネルギーの比率を高めることはできるでしょう。しかし、化石燃料による発電も増やさなくてはなりません。どういうことかというと、CO2の排出も増やすということです。さらに、近隣諸国から不足する電気を輸入することになるでしょう。とくに、発電量の多くを原子力発電でまかなっているフランスからね。そんなもの、偽善以外のなにものでもない。
Q ということは、EU加盟諸国には、自国に必要な電気を再生可能エネルギーで100%まかなえる国はひとつもないということですか?
A われわれが電気を蓄えておく方法を持たない以上、それは不可能です。現代社会における経済的・社会的発展の成果を諦めない限り。われわれの社会はTGVや都市部のトラムウエイ(路面電車)を強く推進し、電気自動車の普及を目指しているのですが……
Q フランスとドイツ、両国ともに、TGVもトラムウエイも発達させてきました。しかしこの両国の発電法には大きな隔たりがあります。電気全体に占める原子力発電の割合は、フランスは74%、ドイツは22%……。
A それは政治的な選択の結果です。完璧なエネルギーの組み合わせなどありません。奇跡的な配合比率も存在しません。どのエネルギーにも長所と短所があります。歴史的にフランスは、産油国とのしがらみを断ち切る目的で、積極的に原子力発電を選んできました。ドイツはこの点に留意しなかったようです。逆説的ながら筋が通っている点は、EU加盟国は共通のエネルギー政策を採用してきました。こんにち、27か国は27の異なる政策を持っています。ドイツが脱原発の意向を発表したのと同じ週、英国は原子炉の新設を確認しているんですよ!