Il fait beau en ce moment, mais selon la météo il va pleuvoir cet apres-midi.2012/11/13 11:16:29

サイドバーにリンクは張っていないけど、時々読みに行くブログから引用3件。

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小沢氏、2審も無罪 検察と記者クラブによる冤罪に終止符を
2012年11月12日 15:28

(写真)
小雨の降るなか無罪判決を待つ小沢氏の支持者。=12日午前10時、東京高裁前。写真:田中撮影=


 政治資金規正法違反で強制起訴された「国民の生活が第一」の小沢一郎代表に控訴審判決が言い渡される東京高裁102号法廷に入るや我が目を疑った。
 傍聴席の半分に、「報道記者席」と書かれた白いビニールシートが麗々しくかけられているのである。正確に言うと全98席のうち41席が記者クラブ様御席だ。普通の国民は早朝から並んでも、傍聴券を手にするのは宝クジに当たるようなものだ。法の下の平等が裁判所から崩れているではないか。
 怒りが脳髄にこみ上げた筆者は声をあげた。「裁判長、傍聴席の半分が記者クラブ席というのでは、公判廷とは言えないではないですか?」。一般傍聴席からも「民主的にやってくれよ」との声が飛んだ。裁判長はすかさず「静粛にして下さい」と注意を与えた。
 それにしても司法から記者クラブへの便宜供与には驚く。判決文の朗読が始まってもクラブ詰めの記者たちはペンを走らせない。判決文は後ほど検察あるいは裁判所からもらえるのだろう。30年前は裁判所が判決文のコピーをクラブ詰めの記者に渡していた。
 期日簿をノートに写すことができるのも記者クラブの特権だった。期日簿とは民事、刑事問わず、今後の裁判予定がすべて書き込まれている帳面のことだ。
 記者クラブは裁判所から多大な便宜供与を受ける代わりに判決について批判めいたことは書かない。判決を批判したような記事を見かけたことはほとんどない。
 裁判所は検察の主張をほぼ認める。記者クラブは検察リークを受けて書き飛ばす。抑止機能なんてあったものじゃない。この国の司法はほとんどすべて検察の言いなり、と言ってよい。

(写真)
東京高裁。向こうの赤レンガは法務省。=写真:田中撮影=


 陸山会事件で東京地検は小沢氏に有利な証言は隠し、不利となる証言を捏造した。捏造に関与した現職(事件当時)の検事や次席検事が公文書偽造などの罪で逮捕、起訴されている。
 検察が捏造調書を検察審査会に送り、検察審査会はそれをもとに小沢氏を強制起訴したのである。デッチあげ裁判そのものだ。検察による捏造が明らかになってからもマスコミは小沢氏を限りなく黒に近い灰色のように扱ってきた。
 小沢氏が検察と記者クラブの両方から目の敵にされていたので、検察審査会を利用したイカサマが罷り通ったのである。陸山会事件は検察と記者クラブが一体となって作り出した冤罪だった。
 小沢氏の控訴審判決公判はきょう午前10時30分に開廷した。小川正持裁判長が「被告人は前へ出て下さい」と小沢氏を促した。裁判長が「控訴を棄却する」と告げると小沢氏は軽く一礼した。
 検察官役の指定弁護人らは一様にがっくりきた様子だった。ある者は天を仰ぎ、ある者はうなだれた。いずれも苦渋の表情を浮かべた。
 紺のスーツに青と赤のレジメンタルタイ姿の小沢氏は、背筋を伸ばしたまま表情ひとつ変えず判決に耳を傾けた。
 検察側(指定弁護人)からは一審を覆すような新しい証拠は何ひとつ出ず、法廷はたった一度開かれたきりだった。無罪は素人目にも明らかだった。
 西松建設事件(2009年3月)に端を発した陸山会事件は、3年近い膨大な時間を無駄に費やした。政権交代をはさんだこの間の政治的混乱を考えれば、無駄などという言葉で括れないほど日本の政治を傷つけた。
 検察官役の指定弁護人には、徒に上告しないことを願うのみである。

 《文・田中龍作》

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(midiより)
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2012年11月13日 (火)
小沢一郎氏は不死鳥の如く蘇り政権奪還を実現す

「国民の生活が第一」代表の小沢一郎氏に対して東京高裁が無罪判決を示した。
4月26日の第一審無罪判決に続き、控訴審でも小沢氏は無罪を勝ち取った。
全国紙各社は号外を発行してこの重要事実を伝えるべきであるが、号外を発行した社はない。
2009年から2011年にかけて、日本のマスメディアは小沢一郎氏を極悪非道の犯罪人として報道し続けてきた。
2009年9月14日に検察審査会が二度目の起訴議決をしたことが10月4日に公表された。
このとき、日本のマスメディアはどのような報道をしたか。
忘れたとは言わせない。
1789年に定められた「フランス人権宣言」。
その第9条は次のものである。

第9条(無罪の推定)
何人も、有罪と宣告されるまでは無罪と推定される。ゆえに、逮捕が不可欠と判断された場合でも、その身柄の確保にとって不必要に厳しい強制は、すべて、法律によって厳重に抑止されなければならない。

「無罪推定の原則」は基本的人権を守るための対応である。
無罪の人間を間違っても犯人視報道することのないように、有罪の宣告、あるいは有罪の確定までは、無罪を推定する。
人を呼ぶときにどのような呼称で呼ぶかは、報道において極めて重要な問題だ。
「被告」の呼称は、もしこの人物が無実の人間であれば重大な人権侵害となる呼称である。
スマップの草薙剛氏、作曲家の小室哲哉氏などに対して、マスメディアはどのような呼称を用いてきたのかを検証するべきである。
無実潔白の小沢一郎氏を、日本のマスメディアは極悪非道の犯罪人として報道し続けてきた事実を忘れたのか。
本日の控訴審で小沢氏に対して再び無罪判決が示された。
上告の理由は、重大な判例違反か憲法違反であり、今回の事案で上告する理由は存在しない。
指定弁護士が上告を行わない可能性が高い。
その場合、小沢氏の無罪が確定する。
その可能性が極めて高いにもかかわらず、マスメディアの多くが、本日の判決報道においてさえ、「被告」の呼称を使い続けた。
日本のマスメディアが腐り果てていることを知る国民が激増しているが、ここまで来ると、もはや病的である。
いま日本の主権者国民に必要なことは、日本のメディアがすでに死亡しているということを正しく認識することだ。
メディアは3年半の間、小沢一郎氏を極悪非道の犯罪人として報道し続けてきた。
その事実の肯定、事実の検証、事実の評価、自己批判が不可欠だが、この期に及んで、自己の誤りさえ認めようとしない姿勢である。
自己の誤りを認めないどころか、「小沢代表、政界での「復権」険しく」などの見出しを付けて報道する大馬鹿三太郎新聞まで存在する。
ちなみに、この大馬鹿三太郎新聞とは日本経済新聞のことだ。
殺人犯人として収監されていた菅家利和さんがいた。
実は冤罪だった。
冤罪が明らかにされ、菅家さんが釈放されたとする。
そのときに、
「釈放された菅谷元受刑者、社会での「復権」険しく」
などと報道する大馬鹿新聞がどこにあるというのか。
司法当局といっしょになって菅家さんを犯人視報道し続けた自らの報道姿勢を検証し、謝罪をするのが最低限の行動ではないのか。
つまり、この国はいま、完全に腐っているということだ。
腐っているのは権力だけでない。権力に群がるマスメディアにも腐敗臭が立ち込めている。
一連の巨大謀略の裏側に恐らく米国がいる。
その米国に魂を売り渡している日本人が多数存在する。
米国の指令に基づき、本当の愛国者を破壊する腐敗した官僚機構がある。
カネのためなら何でも協力する守銭奴大資本が存在する。
これと結託する利権政治屋と腐敗しきったマスゴミ。
米・官・業・政・電の既得権益が日本を暗黒社会にしてしまっている。
この現実を変えることのできるのは、主権者国民しかいない。
主権者国民が次の選挙で世直しに動かなければ、この国は本当に滅びてしまう。
本日の高裁判決は適正なものであった。
まともな裁判官が担当者に充当された。
裁判を操作できるのは、担当裁判官を選別できるからだ。
無理を重ねれば、有罪判決を示す裁判官を担当者に起用することもできたはずだ。
それをしなかった。
考えられる理由は、

1.有罪判決を出すハードルが高すぎたこと。
2.これ以上無理を重ねると、日本の裁判制度そのものの崩壊を招くと判断されたこと

の二つだ。
まともな裁判官が担当者に起用されたもうひとつの背景は、小沢氏に対する「人物破壊工作」の目的がすでに達成されたことでもあると思われる。
しかし、「小沢の息の根を止めた」と考えているのかも知れない。
そうだとしたら甘すぎる。
小沢一郎氏は不死鳥の如くによみがえる。
そして、三たび政権樹立に成功するだろう。
この政権樹立が「フェニックス革命」である。

続きは本日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」第403号「陸山会事件の事件性を全面否定した東京高裁判決」でご購読下さい。

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2012年11月13日
衆院解散報道は小沢無罪報道つぶしだと明言したサンデー毎日編集長 

 小沢二審無罪判決を報じる記事は検察批判や司法改革についてばかりを書くが問題の本質はそこではない。
 小沢裁判とは政治家、官僚、メディアがグルになって意図的に一人の政治家の
政治生命を奪おうとしたという最も深刻な権力犯罪ではなかったか。
 この事が解明されない限り小沢裁判は終わらない。
 それは関与した者たちは知っているはずだ。 そして国民の多くも感じている。
 口に出さないだけだ。口に出しても婉曲的に表現するのが精一杯だ。
 小沢二審無罪判決が出た翌日のきょう11月13日のTBS「みのもんたの朝ズバ!」で象徴的な場面があった。
  午前6時半ごろだったかと思う。
 杉尾 秀哉TBS解説委員や三屋裕子元バレーボール選手らが野田首相の解散・総選挙宣言に関する報道についておざなりのコメントを繰り返していた時だ。
 サンデー毎日編集長というゲスト解説委員が二人の後で、私は少し違った印象を持っているといってこう言ったのだ。
 衆院解散・総選挙の記事は小沢無罪判決にあわせてぶつけてきたと。
 正直な三屋裕子はこのサンデー毎日編集長のコメントにのけぞり、テレビはすぐ
にコマーシャルを流した・・・

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