陰謀だ陰謀だとわめいていても事態も症状もよくならないので真面目に情報を探してみたという話2009/04/15 19:23:08

子どもの花粉症をどうしたもんじゃいと思ってそれとなく検索してみると、やはりいるわいるわ、悩んでいる親御さんの多いこと。
(ついでにいうと、マイブログも検索にひっかかっちゃって何だこれと思ってクリックしたら見覚えのあるトマトが出てきて赤面)

親御さん自身が花粉症という家庭が多いが、必ずしもそうではないというケースもあって、花粉症患者の苦しみがわからないので、かゆがる子、鼻水クシャミが止まらない子に対してどう手を打てばよいのか途方に暮れている人もいた。
そんな中で参考サイトとして挙がっていたうちのひとつがここ。
http://southernlovesong.holy.jp/

なんと。根治療法新型ワクチン開発中!だって!!!!

ほんとかーーーー!
これを一回接種1万円とかで「売る」んじゃないだろーなー
乳幼児向けのポリオワクチンみたいに無料で国民全員に接種を義務づけんといかんぜよー国民病なんだからよー人災なんだからよーここ何十年と「陰謀」で何十億円と稼いだんだろーああん?
って、誰にすごんでるんだか(笑)。

このサイトで、花粉症に効くお茶として挙がっている「べにふうき」だが、「効く」のはほんとらしい。というのもこれを製造販売している会社に取材に行ったので知っているのだ。(取材の目的はべにふうきと全然関係なかったんだけど)

でも、もちろん、根治じゃなくて、緩和するだけ。
その会社の人の話によると、12月頃から花粉飛散時期終了まで毎日飲み続ければ、「かなり楽になりますよ」ということだった。
でも、茶葉から抽出して、つまり普通の緑茶や紅茶を急須やティーバッグで飲むのと同じようにして飲んでも効果は期待できないらしい。
茶葉そのものを体内に入れないと意味がない。
だからその会社では「粉末」にして、それごと摂取できるように加工して売っているという。

効くかもしれない。かな? と、ちょっと思ってみたりする。

じつは「べにふうき」の名は少し前から知っていた。だけどお茶としてはあまり飲みたい気持ちをそそらないように思えたので関心をもたなかった。すごいとか効果抜群とか宣伝文句が派手なほど、「どうせ大したことねー」と同義に見えるしさ。
(最近のネット通販の売り出しキャッチコピー群は、こんな表現してもいいのか?と思うような誇大表現がゴロゴロしてるけど、こういうところまで公共広告機構の手は伸びていないのね)

私のような者には、ここで「べにふうき」が対策グッズとして一つ増えたところでもはやあまり関係ないかもしれないのは、当ブログにお越しの皆さんならよくご存じですよね(笑)
http://midi.asablo.jp/blog/2009/03/12/4170951

ネトリブレンドの例のハーブティーも、毎年愛飲しているルイボス茶も、日々の気休めと化している。アルコールを控え、ヘルシーなお茶をあれこれ試すようになったのも、花粉症のおかげといえなくもないけれど。
でもやっぱり、しんどいよお~

今年の12月になったら例のお茶の会社を訪ねて「粉末べにふうき、ください」といっている自分がきっといるであろう(笑)。

コメント

_ 儚い預言者 ― 2009/04/17 16:59:59

 体内の複雑性に敬意を表しましょう。
 自分の体は超がいくつも付けても不思議でない精緻なる、そして神にも比するような構造です。

 心身相関性は、かなり解明されていますが、真なることは、まだベールに隠れているようです。

 思考には、力があります。それはエネルギーだからです。そしてそれが形になるのが、この現実の様相です。
 だから面白いことに、問題を問題として、焦点を当てればその場面が状況になって、現されるということです。

 スポーツでもイメージングの重要性が言われてますが、本当は余りにも根本に近いことなので、その使用を迷わされているみたいな事になっていると思います。

 自分というものに、それは肉体、精神、魂ということにもっと愛を注ぎましょうということです。お互いにね。ご自愛を。

_ midi ― 2009/04/17 18:47:23

預言者さま

本当に人間って複雑系ですよね。
花粉アレルギーひとつとっても症状の出かたは千差万別。その人の体のどこに何を効かせれば治るのか、花粉症に限らずどんな病気でも、それも千差万別。

トラックバック