どっと ― 2007/07/03 18:03:14
教育委員会のいちばんエライ方の取材をしろといわれたものの日程の折り合いがつかずけっきょくいちばんエライ方ではなくたぶん三、四番手だろうな、くらいの方にお話を聞くことになって、その方には大変失礼なことに、忙しいのはその方も同じなのに時間を割いてくださったのに、原稿は教育委員会でいちばんエライ方の談話という形で掲載されることになっていまして、でもその三、四番手さんは終始にこやかに、しかも大変実のあるお話をしてくださって、原稿屋冥利に尽きるというかなんというかけっこう嬉しい気持ちで原稿はまとめたんですけれども、ゲラチェックした教育委員会サイドから「これ使って」と差し替え用原稿が送信されてきて、見ると、それは、かつて教育委員会のいちばんエライ方のお名前で、「文藝春秋」でもない、「中央公論」でもない「論座」でもない「諸君」でもない、何だったか忘れたけどそのあたりの雑誌に掲載された市の公教育の自慢話の一部を切り貼りしたような内容だったもので、だったら取材しなくていいからこれ載せろって初めからいえよってなもんですけど、さらに驚いたのは、ほんとに切って貼ったみたいに、主語と述語がつながらなかったり文章途中で切れてたり話がいきなり変わったり、てな杜撰な文章だったので(文章塾行けっていいたいよ)、こりゃあいけませんよいくらなんでもって、クライアント通して言上つかまつったんですが、ああそうですねこことそこ直してねって来た指示が、そんなとこいじくってどうすんのさみたいな情けない指示内容だったもんで、ああこの町の公教育はもうだめだと、公立しか行かせてやれない親はどどどどどどっと、疲れたんですのよ。
コメント
_ おさか ― 2007/07/03 21:38:16
_ midi ― 2007/07/04 06:50:09
学校教員たち、文章下手です。ほんとに。
ある関東の中高一貫校の先生の話なんだけど、特徴のある学習取り組みについて記述式アンケートとって、それをもとに談話ふうの記事にしたんですよ。それをチェックしてもらったら、えらいアカ入ってきて、その通りに訂正したらめちゃくちゃな文章になるのよ。
で、クライアントの担当者から「ここは、○○のほうがよろしんじゃないですか」と、相手を傷つけないように(笑)提案してもらったらなんて言ったと思う?
「文章のプロのやることに口出すんじゃないよ」
公教育もだけど、それ以前に私学教育も部分的に破綻してる(笑)。
_ おさか ― 2007/07/04 08:37:11
ひえええええ。
朝からびっくり!自覚がないってコワイですねー。
でもね、うちの校長も、PTAが出す文書に赤を入れるのが好き、な人だと会長から聞いてたんですよー。
一番赤入れなきゃいかんのは、オマエだろーっ!
お母さん達のほうが、先生方よりは世界も広ければ経験値も高いので、文章力はかなり上ですね。すくなくとも良し悪しを見抜く力はある、というのが実感。
しかしその根拠のない自信だけは、どうにかならんもんですかね(笑
_ midi ― 2007/07/05 11:41:24
いちばん甚だしいのは、高校の「国語科教師」っていう人たちね。国語のプロですから、なんてしゃあしゃあというよ。意味わかって使ってんのかな「プロ」って言葉の意味。
確かにプロの名にふさわしい人もいるんだろうけど、まだ会ってないなあ私は。
_ 儚い預言者 ― 2007/07/05 13:42:29
筋の通らない事の方が世の中をうまく運んでいるのかもしれません。
だから、だからだから・・・・・。
あなたは愛されています、周りの全てから。感じてください。この情熱、この夢、このそよ風。
あなたは愛しているのです。周りのすべてを。そして周りは待っているのです。あなたの愛を。
だから、だからだから・・・・・。
片方しか愛さない愛は愛ではありません。愛が無限で真に偉大なのは、愛でないものをも愛は包んでいるからです。
どっちにしても愛だけです。ちょっと今は知らないふりをして、愛を探すゲームがこの世の仕組みなのです。
あなたの愛はいつでも輝いています。
あなたの愛はどこまでも広がっています。
だからあなたに云うことは、祝福と喜びの言葉だけです。
ありがとう。いつまでもあなたがあなたでいますように。
_ コマンタ ― 2007/07/05 14:25:54
_ midi ― 2007/07/05 15:48:48
どっちにしても愛だけ、ですね。ラジャーです。これも愛♪たぶん愛♪きっと愛♪
祝福されて光栄です。よくわかりませんがありがとう。
コマンタさん
>意味が通じればいいとどこかで思っているからです。
そのとおりですよ。通じればいい。
でも! 意味が通じない場合は、やはり断固として闘わなければなりません。たとえ相手が自称プロでも。
で、先週全員が記事のコピーを持ち帰って再度校正をかけたんですが、そこにいたほぼ全員の意見:「校長、文章ヘタ」。
私もう一回見直したら、さらに「あ、ここも」「こっちも」「つうか冒頭、ダメじゃん?」と思ったのですが、さすがに冒頭は直しまくるとバレるかと思い保留にしたまま今朝委員長に聞いてみようと思ったのですが。
「あたしさあ、のっけから、この文ヘンじゃん?と思った」「私も」「私も」という意見が続出、そして前日にもらった学校からの月一回の予定表の左半分にある校長の文章は「まとも」だったこともあって、「やっぱり誰か手を入れてるんだよ!」「広報としてもこのまま出すのは恥ずかしいよね」「直しちゃえ!」・・・・・・・・・・・・ということで、再度、赤入れまくり。
一番直したページじゃないかしらん。他は些細な誤字とかだけだもの・・・・。
大丈夫か、公教育。