♪Au clair de la lune mon ami pierrot...2011/02/12 00:07:02

バレエ教室の春の発表会、今年は4月3日である。年度をまたいでしまって、その微妙なタイミングが災いして出演できない生徒も何人かいるようだ。たいていが受験勉強態勢に入るから、という理由である。偉いなあ4月からもう受験勉強するなんて。我がプリンセスを見たまえよ。受験のこと考え始めたの11月末。まともに勉強始めたの12月。志望校とコース選定も、あくまでも2月中に「ケリ」をつけることを最優先に考えて結論を出した。つまり、2月中に進学先が決定すれば、残りひと月余りを4月3日の舞台だけに集中して過ごせばいいからだ。でももし、どれも受からなかったら、3月の入試に向けてまだ勉強を続けなければならないし、それもダメだったら二次のあるところを探して受けないといけないので、3月末にしか最終的な進学先が決まらない。舞台直前まで勉強モードを引っ張るなんて、ウチのプリンセスにはとうていできない芸当だ。だから何が何でも、2月に合格通知が欲しいのである。晴れて踊りに集中できる1か月間を手に入れたいのである。今回の演目は「くるみ割り人形」全幕。我がプリンセスは「ピエロ」の役をいただいた。ピエロはコロンビーヌ、ハレーキンと一緒に、1幕のパーティーの場でびっくり箱から出てきて子どもたちを驚かせる人形である。娘が世話になっているバレエ教室では、この3体の人形たちが、クララと一緒にお菓子の国まで旅をする。だから踊りは少ないが全幕出すっぱり。息抜くとこがなくて「変にしんどそうやねん」。※まだ通しで練習するとこまでいってないので感覚を掴めていない。
木曜にすべり止め(とは名ばかりだが)の私学入試が行われた。結果通知は今日(土曜)の午後、郵送されてくる。そわそわどきどきぶるぶる……なんてことは全然なく、我がプリンセスは早くもピエロの演技のことで頭がいっぱいである。あのー……火曜日第1志望受験なんですけど……。「だいじょぶだいじょぶ」。たしかにいまさらジタバタしてもしかたないのだ。第1志望校の、娘が受けるコースは倍率8.5倍だそうだ。前にバクチみたいなもん、と書いたが、もはや宝くじである。ハズレを引く確率のほうが圧倒的に高いのである。我が家はとことんクジ運は悪い。たった一度だけ、ツキをください、神様!と祈りたくなるのもわかってくださるだろう、みなさん。本人よりも私のほうがよほど落ち着かないのである。
バレエを習い始めてから昔も今も、ダイニングキッチンの床のわずかな空きスペースでステップを踏んで、手を、足を挙げるのは相変わらずだ。今はもう鴨居にぶつかるし神棚は蹴り上げるしでバチアタリにもほどがあるが、蹴り上げるたび神棚に柏手打ってごめんなさいよなんて言っている(笑)我がプリンセスはたいへん可愛いのである。息抜きと称してしこたま踊っては、息抜きと称して練習問題を一つ二つやるという彼女のペースは今日も相変わらずである。ピエロは道化だ。辛くても苦しくても悲しくてもおどけてみせて、座を笑わせなくてはならないのだ。早く自分が笑いたいよな、ピエロ。

コメント

_ 儚い預言者 ― 2011/02/12 10:11:33

  宇宙は美しいイメージの世界。具象なるは、光を降下させた愛の贈り物。
  「カチッ」と音が聞こえるほど、美しいイメージの光を具象の(この場合は合格通知がいいかな)物或いは場面に、燦めくように定着させる。そして後は宇宙に任せて(信頼する)忘れていればいい。
  難しいのは、確証を前もってすること。これさえ出来れば、どんな事も叶います。宇宙は親切で頼もしい。
  そして忘れていけない一番大事なことは、感謝です。それは叶えられてのお礼のそれだけではなく、宇宙の計らいに受容を示す態度、姿勢です。
  要するに、見えない物事を見えるようにしている愛への参加であると共に、そのプロセスが愛の讃歌である喜びに寄与していることです。

  とりあえず、さなぎちゃんを美しいピンク色の光で包みましょう。

  あっひ、私へのお礼ですか。姫からの熱列過激なくちづけ以外は、何も要りませんです。

まあ、リラックスですね。

_ midi ― 2011/02/12 12:26:27

預言者さま
毎度おおきに。
「すべり止め」はなんとかパスしました♪ ほっ
応援、ありがとうございます!!
あとひとつ、リラックスしてふぁいとぉーと言ってやります。

_ 儚い預言者 ― 2011/02/12 16:08:01

  ヤッホーー  (^O^)/

  もうやるっきゃない!!
  宇宙の力は無限であるからして、たとえ倍率が万にひとつであっても関係ない、関係ない。
  ただひとつ。受験会場と他の受験生に怖気ないでね。緊張は集中力にして、怖じ気は優しい微笑みで包みましょう。
  既に私は◯川高校生、いやリバーサイド高校生だと確信してね。

  みんなの愛を自分の輝きにして、宇宙に記すのです。願いはそのまま事実になります。

  愛  祝福  感謝。

_ おさか ― 2011/02/13 21:47:52

さなぎちゃん頑張れ超頑張れ!!!試験もバレエも!

うちも他人事ではありませぬ(汗)。来年は我が身(汗汗)。でも部活はバレーボール部ですけどね(笑)。

母はやきもきするだけですね。母もガンバレー♪

_ midi ― 2011/02/15 01:51:47

預言者さま、おさかさん、ありがとう!
いよいよ本命の本番です!!!
よりによって14日は凄いドカ雪に見舞われて制服に雪積もらせて帰宅したみたいでしたが。今日は少し寒さも和らぐとか。
うまくいきますようにうまくいきますようにうまくいきますように。
八百万の神よ我が娘に力を!

_ コマンタ ― 2011/02/18 11:49:55

たしかに8.5倍は烈しいと思いました。年取れば高校入試なんてと思えますが、人生はなんの縮図でもありませんからね。運は限られているそうですから、いいところで使えれば、それが一番です。

_ midi ― 2011/02/18 20:13:18

コマンタさん
たった一つの運をここで使い果たしてしまうのは惜しい気もしますが、でも、大げさでなく、第1志望ダメだったら、かなりキツイです。本人にとって、精神的に。親に経済力がないので、すべり止めが効いているとはいえ私学進学は最後の最後の手段です。だから、ダメだったらもう一回3月に学力試験を受けなくてはならないのが鬱陶しいし、で、たぶんそれは合格するけども、その進学先は自分の意思とは無関係に決定されてしまう(ここら辺はわが町の事情ですが)というのが鬱陶しい。我が子だけの問題ではなくて私たちの町の公立高校受験生全員に言えますが、本当に入試制度は複雑怪奇きわまるんですよねー。中学校生活3年間の集大成でもあるのに、制度に翻弄されて、挙げ句に進路は運任せなんて、理不尽です。可哀想です。でも、んなこといまゆっててもしゃあないんで、神様仏様カメハメハ大王様って感じで祈りっぱなしの母でございます。

_ カメハメハ大王 ― 2011/02/18 22:13:23

この制限の世界で、無限の世界は想像できない。それは無限を扱った数学者が気が振れるように。
が、ひとつだけ私に通じるのが、祈りである。それは難しいことでない。簡単ではあるが、微妙な心使いが必要だ。祭り、踊り、あのときの絶頂の、聖なる空白に、意識なき明確な意図を持ち込むのだ。無限の力だから、何物も障害にならない。
判断、裁きすることがどれだけ立派な事でも、実は無限を断ち切っているのだ。
人生は足りないことの足ることへの道ではない。既に足っている事に気づく聖なるいのちの運びである。

_ 儚い預言者 ― 2011/02/19 12:57:07

  実際、皆、無限の供給を忘れて、言葉を替えて言えば、大いなるひとつから分離した子供が、冒険しているだけ。自分探し。
  でも不思議なのは、何れだけ離れていると思っていても、神の掌からは出ていないということ。
  だから、本当に簡単なのよ。ただ自分という小さい保護シートを外せばいい。
  頑張ってきた自分の力で此処まで来たけれど、本当に自分以上になりたいなら、大きな自分に気が付ければ、それは宇宙と同じなので、どんな事も朝飯前(笑)。
  そういいながら、難しいのが、時空の特定と、事象の内容です。余りにも広大無辺なので、たかだか地球の一瞬のほんの僅かな事象を焦点にするのは、難しいことです。
  だから、それをするのは一人一人の自由裁量に任せられている。それが人生のダイナミズムに繋がっている。

  きっちりと大きな自分(宇宙)との関係さえ繋がっていればいいということです。

  そうすれば、自分さえ想像しなかった奇跡が、普通になってきます。

  思い出しましょう。真の自分を。生まれてきて忘れている事を自分に約束していたのですが、もうそろそろ開けてもいいのではありませんか。さなぎちゃんの事があるし。

  愛こそ、すべての約束であり、大いなるひとつという故郷への道。

_ midi ― 2011/02/20 00:08:54

大王様、預言者さま
いろいろ言葉を尽くしてくださって、ありがとう。
為せば成る、とは娘の担任・嶋先生の常套句ですが、なるようにしかなりませんから、結果を受けとめて善処する、それだけです。親よりよほど達観している娘でございます。私も正直、仕事が佳境でございまして、あれこれ考えても自分が進学するわけじゃなし、と3秒のちにはクライアントへのいいわけで頭がいっぱいになっていたりします。

_ 儚い預言者 ― 2011/02/20 07:07:52

あっひ、ごめん、ごめん。

そう、いまあることに、全開ね。

でもでも、どきどきは止まりません。

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