7月からこっち金魚と祭の話しかしてへんような気がする2010/07/10 22:23:06

7月10日の祇園祭。

「梅雨の晴れ間につちの音響く
 祇園祭 山鉾建て始まる
祇園祭の山鉾巡行(17日)まで1週間と迫った10日、山鉾建てが京都市下京区と中京区で始まった。四条烏丸交差点周辺では、梅雨の晴れ間にやぐらを組むつち音が響き、祭りの雰囲気を漂わせた。午前7時ごろから、長刀鉾と函谷鉾、月鉾など5基で作業を始めた。大工方や手伝方と呼ばれる専門の職人たちが、「縄がらみ」と呼ばれる伝統技法によって、くぎを使わず縄だけで部材を固定していった。」(地元紙より抜粋)


今日は暑かった……でも、昨日って凄く寒かった。なのにおとといは真夏日だよ。なんか気温が毎日
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みたいな感じで乱高下。
人間の身にもこたえるけど、金魚の身にはもっとえげつないショックを与えている。水温はバカ正直に気温に追随する。毎日酷暑でも毎日厳寒でも金魚には辛いけれど、いちばんあってはならないのが温度の急激な変化である。ここ数日、長旅のあとでまだ体力的に回復せず、環境になじむ途上にあるニューアライヴァルの金魚たちにとっては試練の日々というにはあまりに気の毒な状態である。

木曜日、帰宅すると、タニシ家でゆるりと過ごされていたはずの小さな金魚姫が、腹を上にして浮いていた。金曜日の夜は、また誰か浮いているんじゃないかと、なかなか自宅へ足が向かない。あの殿もあの皇子もあの中宮もなんだか体調怪しそうだもん……だが金曜の夜はみんな無事だった。しかし、やはりキンスキー家にいる真っ赤な皇子のひとりの様子はただ事ではない。とにかく塩水浴をさせる。

今朝、明るくなったのでよく体を見てやると傷がいくつもあった。寄生虫ではなさそうだ。と、知ったふうな口をきいてるが、伝染病による斑点か、はたまた外傷なのか、実はそんなにはっきり判別できやしないし断定もできない。しかし、金魚さんたちの販売元さん、Mさん伯父様が凄腕の金魚屋さんなので、病気を持ってくる可能性はほとんどない。したがって、長距離移動によって体についた傷などが回復しないうちに、慣れない環境での水温の乱高下という拷問に遭って、ついに息絶えてしまわれたと考えるべきであろう。
真っ赤な皇子は今日の午後、まったく動かなくなってしまわれた。合掌。


我が家にもとからいた金魚が2匹、Newcomerが6匹。何ともやりきれないので、水槽前にニンジンを供えた。
ニンジンであることに深い意味はまったくない。でも何となく、色と芽の出かたのバランスが神聖な感じしない? しないか。

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