7月5日の祇園祭2010/07/06 19:20:13

「祇園祭の山鉾巡行(17日)で先頭を切る長刀鉾の「吉符(きっぷ)入りの儀」が5日、京都市下京区の長刀鉾会所で行われた。稚児の徳力峰雪君(10)が巡行当日に鉾上で舞う稚児舞「太平の舞」を披露、無病息災などを祈願した。吉符入りは神事始めの意味で、祭り期間中の無事を祈る。午後3時から、徳力君は、禿(かむろ)の井尻佳吾君(11)と本田崚君(9)の2人のほか、長刀鉾保存会役員、囃子(はやし)方ら約50人と一緒に神事に臨んだ後、四条通に面した会所2階に姿を現した。」(地元紙より抜粋)

吉符入りは各山鉾町によって行う日が異なります。また、長刀鉾だけが生き稚児を乗せるので、このように稚児舞を披露するのです。

お稚児さんやかむろに選ばれると、名誉なことですけどそのお家はたいへんです、いろんな面で。ですから、葵祭の斎王代同様、老舗や元お公家や何かの家元や大企業(ベンチャーやなり上がりは駄目)のご令息でないと務まらないので普通の人々からは選ばれないんです。

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