今年も、もう半分過ぎてしまったのね ― 2010/07/06 19:28:14
あ、もうひとつ、愛するドーニャというのは先日他界した金魚である(笑。何よ、文句ある?)。
新しい金魚をいただいたのである!!
Mさんから、「金魚送りましたしね」の一報を受けていたので、届くことはわかっていたが、箱の巨大さに仰天。
わくわくわく、おっかなびっくり、どきどきどき。
箱を開けると、そこにはなんと超巨大な金魚が!!!
酸素でぱんぱんに袋を膨らましてあっただけだったのだが。
それでもそのぱんぱんの袋の中に、なんと15匹もの美しい高級魚が泳いでいた。
Mさんにメール。「15匹もいました」。
Re:「えっ……」
ウチに金魚を送ってくださった金魚屋さんは、Mさんの伯父さまである。Mさんは数の指定はされなかったようである(笑)
「伯父はプロです。金魚たちもハイクォリティですよ」
プロの金魚屋……なんとかっこいい響きであろうか。
ごく一部の超愛好家または通(つう)にしか飼えないといわれるランチュウもいる。
ランチュウは背びれのないのが特徴で、ちょっぴり、ずんぐりむっくり体型。泳いでいるというよりも、提灯が横になって揺れてるといったほうがぴったりだ。
しかしその晩、私自身の帰宅が遅かったので、続きは明日、ということにした。
それがいけなかった。
いちばん小さな金魚姫が、翌朝早くも浮いてしまわれた。アーメン。
慌しい朝、雨漏り現場をバケツ節約型レイアウトに変えて、とりあえず二つに分ける。とはいっても、水は24時間汲み置かないと金魚を入れられないので、この日の朝にはまだ使えず夜まで待っててねと声をかけて出かける。エアポンプの予備がなく、キンスキーたちの水槽から一つ引っ張り出してバケツに入れておいたが、2個目のバケツはポンプなし。そのことがちょっぴり気がかりであったが。
果たして帰宅すると、ポンプを入れなかったバケツの中で、2匹の殿様がご臨終……。ナムアミダブツ。
うかつだったが、この殿様たちは例の超珍重種のランチュウさまたちであった。ランチュウなんて、こんな機会でもなかったら生涯お目にかかることはなかったであろう。たいへん惜しく、もったいないことをしてしまった。ほんとうにごめんなさい。短い間だったけど殿様たちに会えて、幸せでござった。
水槽をもう一つ買うしかないなあ。しかし12匹全員を入れられるような大型はとても置けない。置けないし、水換えのことを自分の体力に照らして考えると、大きい水槽は扱いがたいへんだ。現在ある水槽と同じ大きさのをもう一つ買おう。しかしそこにだって5~6匹が限界だろう。賭けだが、キンスキー家とタニシ家に少しずつ入っていただいた。けんかするなよ。意地悪するなよ。魚介類みな兄弟。
やっと買い物に行ける日曜日!
娘と私はホームセンターへ自転車を駆った。頃合いのお買い得な「金魚飼育セット」を発見し、迷わず購入。底砂と、エアポンプのフィルターの予備も買い、ついでに蛙のミドリの餌も買い、自転車の前籠に入りきらない水槽を手で押さえながら帰路を疾走。
しかたがないので水道水を足し、翌日午後まで待っていただく。
月曜、帰宅してすぐに水槽に移す。
我が家に到着して1週間。ようやく広いところでのびのび泳いでいただけるようになった。
ご覧あれ。新しい家族が増えた。ドーニャ、君に代わってたくさんの姫や王子が来てくれて賑やかになったよ。みんなが長生きするよう、見守っててね。

↓ この水槽はタニシ家。いちばん小さな姫君たちが3匹いらっしゃる。

↓ キンスキー家。手前に見えるビッグなワキンがキンちゃんである。ここに、中ぐらいの皇子たちが3匹おわします。
